セゾングループ・堤清二さんの激昂
NewsPicks編集部
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言葉の重さを感じる連載。施策があって、それを表現する言葉がある。自分は記事を読みながら「人材、嫁ぐ」という言葉に違和感は感じなかったが、それは制度への説明や思いが先にあって思いがインプットされてから読んだからかもしれない。ただ同じ制度への理解はきっとあったはずの堤さんには、そうは読めなかった。であれば、インプットがなく、最初にその言葉が目に入ってくる読者にはどうだろうか?
悪意がなくても、同じ言葉でもどうとらえるかが違う。言葉は重い。「こんな企業の論理を、女性たちに押し付けるようなことが、ぼくらのやりたかったことなんですか!」
「企業の論理」は働けば働くほど、自分のバイアスとして残っていきます。そんな論理を振り払って、バイアスなく相手のメリットを考えられるか、年々その大事さに気付かされます。
そういう意味で堤さんの言葉はしびれます。糸井重里の提案したコピーに、西武流通グループの堤清二さんが激昂した話。糸井本人から何回か聞いたことがあるのに、古賀史健さんのライティングで初めて本当に腑に落ちました。この記事で、堤さんの本気の怒りをやっと自分事として受け止められたように思います。
原稿段階から何度か読んでいるのに、またちょっと涙が出ました。