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下記は経産省によるレアメタルに関するまとめです(①)。レアメタルは特定の供給国への依存度が高く、コバルトについては産出国トップのコンゴ民主共和国が2013年時点で世界48%のシェアを握ります。また、レアメタル自体が副産物であることから、ニッケルなど主産物の動向にも左右されることが特徴。
なお、直近のコバルト価格推移は下記の通り(②)です。

http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/shigen_nenryo/kougyo/pdf/001_04_00.pdf
http://www.infomine.com/investment/metal-prices/cobalt/all/
レアメタルがレアである理由は、幾つかに分ける事が出来ます。
そもそも資源の存在量が少ないメタル、PtやPdのようなPGMs、重希土類のDy等です。資源量は豊富ですが精錬が難しいメタル、これは主に酸化しやすいTi、Si、Mg等が含まれます。鉱床の含有量が低いメタル、Sc、V等が含まれます。主産物のメタルに混在し副産物としてしか得られない為主産物の生産量に依存するメタル、CoやIn等です。

レアメタルと一括りにしても、レアである理由は元素ごとに異なり、それぞれにその希少性を解消する方法も異なります。

レアメタルの定義ですが、極めて曖昧です。以前経産相はレアメタルを30元素+希土類としていました①が、これに金、銀、ルテニウム、ロジウム等は含まれませんでした。広義には、ベースメタル(鉄、アルミ、鉛、亜鉛、錫、動)以外の全ての元素という見解もあります。

http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g90603a07j.pdf
中国の読みどうりになってきましたねぇ