【独占取材】孫正義が「10時間」ぶっ続けで話し込んだ、異端児の野望

2017/4/18

分刻みのスケジュールを「無視」

2016年夏。東京・汐留のソフトバンク本社では、いつも分刻みのスケジュールで動いている孫正義社長が、まるで時間を忘れたかのように会議室に閉じこもった。
1時間、2時間、3時間──。時計の短針がジリジリと文字盤を回り、あわや、一回転しようという10時間後にようやく扉が開いた。