ドワンゴ川上会長 経営として非合理的でも家庭を持ってもらう(駒崎弘樹)
コメント
注目のコメント
企業の子育て支援って、結局「論語と算盤」なのかなあ・・・と思いました。経営としては非合理、だけど人間がやっている経営なんだから、非合理な面も当然ある。
「独身で、自由にバリバリ朝から晩まで好きな時に楽しく働いてくれていた人が、家庭を持つと一気にパフォーマンスが下がる(笑)
でも、これはちゃんとやるべき理由はあるんです。ほとんどのエンジニアは長い期間働いてくると、人生のどこかで精神的なバランスを保てなくなってくる時期が訪れるんです。そして生きる目的だったり、そういうところに悩んで結局いつかパフォ-マンスは落ちるんですよね。」経営者や、平社員の方々の中で、「実際子持ち(特に女性)はパフォーマンスが下がるから、雇いたくないのが本音。子育て期間はゆっくりすれば(家庭に入ったり昇進を望まなかったり)」というようなことを言われる方がいて、それを見るたびにモヤモヤしていました。(実際そうかもしれないから余計に)
川上さんは、パフォーマンスの低下を把握した上で、経営者視点を外して考えてくれていることに、とても好感を持ちました。
こう言ってもらえると、子持ちとしては、そんな中でも、最大限パフォーマンスを発揮できるように頑張ろうと思えます。仕事と家庭のバランスでなるべく家庭を重視しようと考えてるけど、ほんとにそれでいいのかなと1%くらい迷いがあったのがこのインタビュー読んで全く迷いが無くなった。
このインタビューシリーズ、今年最も良い話だと思った。
"長い期間働いてくると、人生のどこかで精神的なバランスを保てなくなってくる時期が訪れるんです。そして生きる目的だったり、そういうところに悩んで結局いつかパフォ-マンスは落ちるんですよね。
家庭を持って、子どもを持つっていうことが、自分の生きる目的を再設定するきっかけになったりするわけです。そして再びバランスを保つことができるということがあるわけです。これは得をしてますよね。ただ家庭の方が大事になったりするので前よりも仕事が好きじゃなくなったりもします(笑)"