リコー、カメラ事業縮小 個人向け撤退含め検討
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デジタルカメラがスマホに勝てないのはネット機能の弱さであることは明らかだと思います。スマホのように、その場で簡単にインスタグラムに投稿できるデジカメなら売れると思います。スマホの写真で私が不満なのはズームアップ機能、広角機能です。私は鳥の写真をよく投稿しますが、もっとズーム機能があればと悔しい思いをしています。インスタグラムの写真のクオリティはどんどん上がっています。各SNSのプロピッカーたちが一眼レフの写真を投稿するブームをつくるべきです。それこそが市場創造かと。
スマホが需要を食べた、その側面もあるでしょうが、デジタルカメラの需要の一巡と、機能も十分なレベルで画質向上してしまったため「買い換える必要がない」というのも大きいと思います。
なんだかんだ、旅行にはデジカメを持っていく人もまだ多いのでは?その中でデジカメを買い換えるのは壊れた時くらいではないでしょうか?
GRシリーズが特徴のある製品でしたが、SONYやCanonなどマーケティングが強いメーカーから高画質コンデジが出ていることも大きい。以下、記事ログイン部分のメモです。
カメラ本体単体ではもはや厳しいということですね。
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カメラ事業はリコーにとって祖業にあたる。高級カメラがなかったため、デジカメ市場が既に縮んでいた11年にHOYAから100億円で「ペンタックス」事業を買収した。ペンタックスの一眼レフカメラブランドを前面に出し、個人向け販売を増やす戦略だった。
ただ販売は伸び悩み、リコーのレンズ交換式カメラの世界シェアは現在6位、カメラ全体では8位だ。360度カメラ「シータ」など特徴ある製品もあるが、高精細な写真を撮影できるスマホ市場の拡大を受け個人向けカメラ事業は買収後も赤字が続いていた。
利益を維持しているのはキヤノンやニコンといったレンズ交換式に強い企業だ。日本が強い光学技術はノウハウの蓄積が必要で、サムスン電子や中国企業など海外企業は日本勢に追いつけない状態だ。ただ日本勢だけでも参入企業は多く、各社は事業の再構築を迫られている。
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