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国内で唯一のたばこ製造を行う。他にも「糖・脂質代謝」「ウイルス」「免疫・炎症」を重点研究開発領域に選定した医薬事業や、テーブルマークを中心とする加工食品事業などを展開している。
業種
たばこ
時価総額
8.06 兆円
業績
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ただ、営業現場の想定をすると、「紙巻たばことプルームのどっちをプッシュすればいいんだろう」と頭を悩ますそうです。
これから、JTがこの矛盾にどう立ち向かうのかが気になります。
ここだけ切り取ると大麻や覚醒剤と変わらないビジネスモデル(笑)
営業利益を落とさないために増税のタイミングである程度税金分を除いた値上げはしてんだろうなと思ってましたが、内訳まで知れて勉強になりました。
薬事法による規制がJTにとっては打撃でしたね。
実は性能はプルームテックの上という声もちらほら聞きます(タバコに限らず日本って製品は素晴らしいんだけどシェア奪われてるみたいなの多いですよね‥)。
JTにとってはここが踏ん張りどころでしょう。
http://president.jp/articles/-/13868?display=b
でも、こんな事は誰でも言える(実行はなかなかタフだけど)。
問題は、A、B併存期間が長期にわたると予想された場合の戦略。
野村証券は90年代、何度もディスカウントブローカー(今で言えばネット証券)の議論をしていた。
その時は役員が煮え切らないのをわき目にイライラしていたけど、一方でどうすれば突破できるか脳内シミュレーションはさせてもらった。
結論は、「既存と全く別組織を作り」「看板・ブランドを同じく掲げたまま」「既存顧客カニバリを許して」「既存、新規共、各々の分野でのトップを目指させる事」。
これ、イノベーションのジレンマの手法とはかなり違います(そもそも邦訳が出たのは何年も後)。
野村は、日和って「野村ファンドネット証券」に着地してしまった。株や債券ではなく、投信のみを取り扱うというもの。
松井証券が稼いでいるのを歯ぎしりしながら見ていましたね。
本当にがっかりした。
この苦い経験は、スクエニでF2Pを立ち上げる際に、信じた手法は断じて実行する決意の糧になったけどね。
・・・閑話休題
早くプルーム・テック来ないかな。
JTさん、思い切って売ってね~
>たばこの価格は、財務省による認可制だが、「申請が通らないケースはほとんどない」(JT社員)。JTは国内の紙巻たばこ市場で約60%と高いシェアを握っているため、やろうと思えば価格を変えられるパワーを持っていた。
JTがこの状況で紙巻きたばこを捨てる選択肢は持ち得ない。だからこそアイコスの台頭はJTにとっての脅威であり誤算でしかなかったということですね。
さらに、JTのプルームテックが当初、福岡市内とオンラインショップのみでの販売というのもプレミア感の醸成をとうに通り越しましたね。こうした限定販売が長く続き過ぎて、消費者としては「欲しかったけど、もういいや」と諦めてしまう。
典型的なジレンマ