トヨタ、米工場に1480億円投資へ-トランプ大統領が功績を自画自賛
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注目のコメント
大事なことは、トランプ大統領に恩が売れたという事。さすがはトヨタ。
この投資が以前から計画されていたものか否か(つまり本当にトランプ大統領の功績なのか否か)はわからないが、それは重要な事ではないだろう。
P.S.
深読みし過ぎかも知れないが、トヨタから「当社は以前から投資を計画しておりましたが、その事は伏せておきます。当社が投資計画を発表したら、大統領は御自分の手柄だと大々的に宣伝していただいて結構です」という申し入れがあったのかも(笑)。製造業は”地産地消”が進んでいます。つまり米国市場に売るものは米国で作るようになりつつあります。しかし雇用はさして増えません。生産工程のFA化、ロボット導入がどんどん進み人手がかからなくなっているからです。今回もたかだか700名であり、同社が先日発表したインディアナ新工場でも新規雇用はたったの400名に留まりました。
そもそもトランプが煽りトランプに期待した工場労働従事者の雇用は製造業をいくら米国誘致しても上記の通り実現しません。
本当にやるべきはFA化・ロボット化・AI化に即した彼らの職業訓練ですが即効性に乏しく不人気政策ゆえ、このように衆愚政治になりがちです。これによって、仮に日本の雇用が更にケンタッキーに移転するとして、それによって日本の労働力が高い教育水準を活かした高付加価値労働にシフトできるのであれば、日本の国益に合致します。
反対に、仮にこの投資によって日本の余剰労働力が生まれたとしても、それがより劣悪な低生産性労働に消費されるのであれば、国益は毀損されます。
国益という表現をしていますが、別にナショナリズムに訴えようというのではありません。GDPというのはそういう話だということです。