五輪で繁忙､建設業は｢週休2日｣すら取れない

コメント

注目のコメント

• 永濱 利廣

  第一生命経済研究所 首席エコノミスト

  ・2017年04月10日

  数年前に大手建設関連のお偉いさんに伺った話ですが、知られざる建設業が人手不足となった一因に、暴走族の減少があるようです。特に地方では、暴走族が有力な労働力の供給源だったようですが、近年はマイルドヤンキー化してますからね。お偉いさん曰く「テレビ局が建設業のかっこいいドラマ作ってくれないかな」と嘆かれてました。
• 松岡 良太

  株式会社ユーエヌ電工舎 代表取締役

  ・2017年04月10日

  建設作業員の多くは「一人親方」という個人事業者。
  天気の都合で休みになったりするので、週休2日は収入減に直結する。
  かといって、作業を効率化して日当引き上げるとしても、実際「体を使って何かを造る」作業なので、限度がある。いきなりマラソン選手にタイムを「2時間切れ」と言っても出来ないのと同じ。
  ロボティクスなどのテクノロジーの進化がないと当面は難しいか。
  
  大手ゼネコンが動いて、労働環境の是正になる事を期待。
• 江頭 浩

  Ｃ＋Ｅ建築設計事務所 代表

  ・2017年04月10日

  コメントを読んで、これでは週休２日なんて夢だろうなぁと思いました。
  
  一部を除いて、状況を知らずのなんとなくのコメントがなんと多いことか。
  建設業と言っても、土木・建築ではまた違うし、建築でもゼネコンが手掛けるような物件と住宅などでは、またまったく違う。
  建築設計では僕らみたいに、考えるあまりついつい徹夜・休日仕事をしている人もいるだろう。
  
  ちなみに、設計から現場にあわせて作る図面は施工図といい、設計図とは目的が違います（設計図の不整合はまた別の問題）。
  https://newspicks.com/news/2140701
  https://newspicks.com/news/2164108
  最近は外注が増えて、監督はチェックが仕事と言う現場も多いのではないでしょうか。
  
  工期に余裕を持たせるなんて、当然だけど言うは安し。
  実際ご自分の立場になられたら、住宅であればローンの予定、住んでいる住居の賃貸契約などで、無理をお願いした方も多いのでは？
  事業でやるほうは、更に工期についてはシビア。
  一度できると、更に上を要求するのは、皆さんご経験があるのでは。
  
  特殊なところでは、某地下鉄で耐震改修などを経験しています。
  工事は基本運行が終わった夜間。
  休日どころか、徹夜作業も当たり前。
  24時間操業の工場なども、大規模な改修はGW・盆・年末年始に徹夜で、なんていうのもザラ。
  
  こういう状況に加え、管理者も作業者も足りない。
  本当に、週休２日を望んでいるのだろうか。
  
  清水清さんのリンクは、面白いと思います。
  https://sekokan-navi.jp/magazine/367