「2割の期間で8割完成させろ」元マイクロソフト・プログラマー
コメント
注目のコメント
革新的な機能が重要なプログラミングでは「2割の期間で8割完成」なのでしょうが、一般的なビジネス事務では「5割の期間で8割完成」が適切です。
仕事の期限が4日後だとして、2日後に中間レビューをセットする。レビューで評価されればその後はゆっくり仕事を進めればよく、低評価であっても時間的にリカバーできます。"中間"とは時間的に50%なのであって、アウトプットの質は80%を目指すわけです。〉2日間で「8割できた」と喜び、3日目に仕事を提出してはいけないとクギをさす。相手の期待値が上がり、「前回は3日間で終わったのだから、次も3日間で終えられるだろう」と締め切りを早く設定される。そうすると、ずっと全力疾走しなければならなくなってしまう。それは不可能だ。
コレに尽きますね。
「期待してるよ」と持ち上げられて、終わりのないラットレースに引き摺り出されると厄介です。
期待に追いつかなくなると、逆に評価が下がるという怖い側面があります。
適正な緊張感を持続させるためには、やはりメリハリを効かせられる自分のキャパシティをしっかり把握しておくに尽きます。
ある程度の余裕率がないと、不測の事態に対処する余裕もなくなりますし。少し難しく時間もかけられないような手術では、初めて術野から目を離し顔を上げてタイマーを見ると3時間半が経過してた、というようなことが時々あります。最初に潜水してから初めて息継ぎに水面に顔を出した、そんな風に感じています。
手術中は、トイレも行かず水も飲まずで鼻の頭を搔くことも出来ませんが、僕は7時間くらいが限界で、7時間が経過したら可能なタイミングで一度手を下ろして(術野から出て)、トイレに行ったり水分補給して気分をリセットします(その間の手術は、上司に執刀医を代わってもらっています)。
「流す」という感覚ではないですが、長い手術ではメリハリのつけ方も大切だと思っています。