最高の成果を出す「超集中力」

2017/5/8
現代人の集中は切れやすい。メールやSNS、ニュースを絶えずチェックして、仕事の時間を奪われている。
いかにして集中力を高め、それを持続するか。これは現代のビジネスパーソンに必須のスキルだ。
各界で活躍し、成果を出し続ける人たちの「超集中力」を学ぶ。
【為末 大】高いパフォーマンスを生む「ゾーン」と休息のコツ
元プロ陸上選手の為末大氏は、「高い集中と深い休息によってしか出せない超ハイパフォーマンスがある」と話す。
集中力を高める目標設定の方法や休息の取り方もアドバイスする。
【石川善樹】集中したいなら、今すぐニューズピックスを閉じろ
予防医学の研究者・石川善樹氏は、「集中したいなら、今すぐニューズピックスを閉じろ」と言い放つ。
集中するためには「うかつに仕事を終えるな」と振り返りの重要性を説く。
【天野 篤】天皇陛下の執刀医、心臓外科手術「年400例」の集中力
天皇陛下の心臓バイパス手術を執刀した心臓外科医の天野篤氏は、これまでに7500例、年間400例の心臓外科手術をしている。
絶対にミスが許されない状況で、どのように集中力を保っているのか?
想定外のトラブルが起きてもパニックにならない天野氏の「ゾーン」に迫る。
【羽田圭介】みんなスマホで消耗。人より抜きん出るのが簡単だ
芥川賞作家の羽田圭介氏は、老いも若きもスマートフォンばかり見て消耗している世の中を、「昔と比べて人より秀でるのが簡単になった」と評す。
本業のほか、テレビ出演や講演などマルチに活動する羽田氏の時間管理術とは?
「2割の期間で8割完成させろ」元マイクロソフト・プログラマー
かつてマイクロソフトでWindows95/98の設計をしたプログラマーの中島聡氏は、「2:8の法則」にしたがって集中力を配分している。
2割の期間で一気に8割仕上げるのだ。具体的にどうするのか?
お尻に火がつかないと集中できない人は必読だ。
グーグル流、ムダを省いてクリエイティブな仕事に集中する仕事術
長時間労働になる原因の一つに、過剰な「インプット主義」があると指摘するグーグル日本法人専務執行役員の岩村水樹氏。
「テクノロジーとチームの力でムダを省き、クリエイティブな仕事に集中し、より少ない時間で最大の成果を上げよう」と勧める。
【カルビー会長】成果に結びつくことだけやれ、余計なことはやるな
経営者は社員に対してどんな働き方を求めているのか?
カルビー会長の松本晃氏は語る。「求めているのは時間ではなく、成果だけ。余計なことはやるな」。
松本氏が取り組んできた改革と仕組みづくりを紹介する。
(撮影:是枝右恭、遠藤素子、バナー写真:iStock.com/agsandrew、デザイン:今村 徹)