空中に浮かぶビル、米で構想 地震や津波からも解放
CNN.co.jp
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注目のコメント
天空のビル・ラピュタか。夢があっていいんだけど、いわゆる宇宙エレベータと同じ原理で、いろいろと解決しなきゃいけない問題があるんだよなー。
時速480kmで空中移動って地上の感覚からするととても速いようで、実はこんなに遅く飛ぶためには軌道上の重心をかなり高いところに持っていく必要がある。手元の計算では、少なくとも重心は高度3万km以上。
しかも大きなビルをぶら下げるとなれば、反対側(軌道上)にも相応のカウンターウェイトをかなり高いとこまで打ち上げる必要がある。すると10万kmクラスの長さの軽くて高強度なケーブルが必要になって…以下略。
空気抵抗で速度と高度がどんどん落ちるからステーションキーピングに常に燃料が必要だし、移動式なら領空侵犯の問題とか政治的な制約で軌道を選ばなきゃいけないし、狙った都市の上空を通過するときにケーブルを狙ったテロとか、軌道上でデブリ衝突とか、安全面の課題も盛りだくさん。。
でも夢があるよなー突然思い出しました。この台詞
”ラピュタがなぜ滅びたのか、私よくわかる。ゴンドアの谷の詩にあるもの。
「土に根を下ろし 風と共に生きよう 種と共に冬を越え 鳥と共に春を歌おう」
どんなに恐ろしい武器を持っても、たくさんのかわいそうなロボットを操っても、土から離れては生きられないのよ。”
(天空の城ラピュタより)