【藤原和博】東京五輪の開幕式をどう演出すべきか?
NewsPicks編集部
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リオデジャネイロの閉会式を会場でみていて思ったのはワールドクラスのオリンピック選手、つまり名前を出して誰もが知ってる日本人選手が1人もいないって事に気づきました。だから、スポーツ選手としてキャプテン翼が出てくるんだなあと。たしかに彼の方が他のすべての日本人オリンピック選手より有名なわけです。ある意味仕方ないというか。
2020年を機に、日本の主導権を30代以下に引き渡せないか、と考えています。
その意味では、秋元康でも北島三郎ではなくて、日本の高齢者は知らないけど、世界が注目している若い日本人に、開幕式を仕切ってほしいと思います。リオ五輪の閉会式での東京のプレゼンはかなり評判が良かったですが、これ賄賂問題で当初の江戸、歌舞伎みたいな内容が吹き飛んで突貫工事で椎名林檎、ライゾマ など若手が作ったという説がありますね。
思い起こせば大阪万博は建築家で丹下健三、磯崎新、黒川紀章、音楽家では武満徹、高橋悠二、芸術家では岡本太郎など。
今でこそビッグネームですが当時は新進気鋭であり決して大御所ではありませんでした。
個人的には東京五輪は大御所ではなく、新進気鋭のアーティストにチャンスを与える場であって欲しいなと思います。
長野五輪は浅利慶太と萩本欽一でしたが、「五輪はこういうもの」と無理矢理理解しようとしていた私にとって、トレインスポッティングのダニーボイルを総合芸術監督に就任されるロンドン五輪は眩しすぎました(笑)。