いかにして人の行動に影響を与えるか?
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快感!
いままで30年間、疑問だった問いーー
「経済学とマーケティングはどのような関係性があるのか?」
に対する答えが、本記事で、見事に解き明かされました。
師曰く「マーケティングとは・・・、企業の販売促進戦略によって需要曲線がいかに変わっていくか、ということを分析する応用経済学」
私、経済学とファイナンスの学位をもちながら、結果、マーケティングにたどり着いたのだけれど、なぜ興味が、マクロ経済学から統計経済学、デリバティブの設計、そしてマーケティングに行き着いたのか、ようやく腑に落ちました。
賢人の一言で、人生の点と点が、一瞬でつながります。僕がもっとも好きな学問の一つが「行動経済学」です。
学生時代所属していたゼミで、翻訳される前の原書"Nudge"を輪読したことがそのきっかけで、以来行動経済学の世界にのめり込みました。
行動経済学で学んだことは、営業でも新規事業企画でも、マーケティングでも人事でも、そして独立してからも、ものすごく活きていて、ビジネスパーソンの必修科目とも言えます。
行動経済学を学ぶきっかけを下さったゼミの教官には本当に感謝しています。
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"行動経済学の理論家として知られるシカゴ大学ブース経営大学院のリチャード・セイラーは、ハーバード大学ロースクール教授であるキャス・サンスティーンとの共著『実践行動経済学 健康、富、幸福への聡明な選択』の中で「人の行動には影響を与えられる」と主張しています。
この本の原題は“Nudge Improving Decisions About Health, Wealth, and Happiness”というものですが、冒頭の「Nudge」とは「注意を引くために、ひじで軽く相手をつつく」という意味の英語です。"
参考:実践行動経済学
http://amzn.to/2tlIlKe【第5話】「マーケティングの父」コトラーへのインタビューはフロリダの自宅で行われました。「人生の選択において、『どこに住むか』というのは非常に重要です。若い頃はシカゴに長く暮らしていましたが、現在は温暖なフロリダに住居を構えています」。