【大友啓史】なぜハリウッドでは新しいアイデアが生まれるのか?
NewsPicks編集部
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技術や知識をオープンにするか否かっていうのはどこに行ってもぶつかる課題ですよね。当然オープンにして学び合って組織全体のレベルアップを図るべきなんだけれど、特に日本の大企業に於いては属人化させて自分の価値を高めようとしたり、ただ単に教えるのが面倒っていう人も多いです。これが蔓延するとチームプレーが出来なくなり、組織の生産性が個々人の能力の足し算にしかならなくなります。掛け算にしないと持続可能な発展ができる組織体にはなりません。
この辺りの話でよく引き合いに出されるのは、アニメーションスタジオのピクサーとジブリの比較の話ですね。私はピクサー方式が好きです。まさに、その通りですね。
日本も戦後は、松下電器、本田、トヨタ、SONYなどが出てきた訳ですから、似たようなカルチャーが少しはある(あった)はずです。何とか、減点主義から加点主義への教育改革を成功させて、このベンチャーというかパイオニア・スピリットを日本に復古させてたいですね!
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日本との比較で特に強く感じたのは、ハリウッドでは「与えることを恐れない文化」が確立していることです。
撮影するための技術やノウハウ、最新機材の情報などは、多くの人に公開されています。大学で講義され、街中の書店で入手できるものも多い。
先人が積み上げてきた技術やノウハウの上に、新しい人間が新しいものを重ねていくという考えが、意識的に貫徹されているように思います。
だからこそハリウッドでは新しいアイデアや技術が次々に誕生するのだと思います。
あらゆる職種のあらゆるジャンルで、新しい「アイデア」の発明に、最大限のリスペクトが注がれます。