【動画】日立・川村氏が語る。東電は「稼げる」のか?
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記事中の動画の撮影・編集を担当しました。
昨日の川村さんの会見から感じたのは、齢77にしての覚悟。経営者としての凄みの一端を垣間見た気がしました。
経営者・川村隆については3日公開の1万字インタビュー「ラストメッセージ」https://newspicks.com/news/2153089 に詳しいので、あわせてぜひお読み下さい。
NewsPicksは今後、動画にも注力していきます。
その1つがテキスト、グラフィックスや静止画、動画のベストミックスです。わかりやすくて、為になる、かつ面白いコンテンツを追究していきます。近々発表されるであろう「新新特別総合事業計画」から推測すれば、川村氏の発言が政府(経産省)の意図に沿ったものだと判る。
川村氏のミッションは、さらなる経営改革に加えて、電力業界の再編を加速させることです。
2020年の発送電分離を控え、業界再編を目論む経産省のやりたいことは;
ー電力会社での発送電、電力小売りの経営分離(持株会社を中心とした、東電のガバナンス改革)
ー電力会社の再編(東電、中電の発電小会社JERAの設立と発電事業の移管)
以上が、社内改革に加えて実施された数土現会長の時代の成果。
東電をモデルケースとして実施されたが、まだ電力業界全般には拡大していない。
そこで、恐らく数土現会長の最後の功績として、近々発表される「新新特別総合事業計画」では、
「原発事業、送電事業でのさらなる他社との再編」つまり業界再編の拡大が目玉となる。
川村氏に期待されることは、
ーコンサバで数土改革の抵抗勢力となった社内意識のさらなる改革
ー東電を核とした、さらなる電力会社再編
社内の経営層の一新とともに一挙に進めたい経産省のこれらの意図を、川村氏がどれだけリードできるかが注目される。
(数土会長の名前は東洋漢字で表記させて頂きました)