“レス化”する最新のファッションが意味するもの──ファッションにおける“デザイン”の復興はいかにして可能か?
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Me-Firstの中でも、ほんの少しだけトレンドの匂いを加味しないとやはり「落ちつかないな」となってしまう人は少なからずいます。
特にファッション業界にいると、コーディネートが進化しない人は舐められてしまう節があるので、手を変え品を変え様々なスタイルに挑戦するはめになるのです。
今のストリート流行りは少しタチが悪くて、ああいうアティチュードから生まれるスタイルを何の抵抗もなくファッションとして身につけてしまうと、それは不誠実としてのスタイルに結びつきます。 聴いたことないバンドのTシャツを着るという現象が起こるのはまさにそれが形を成して現れた最たるものです( ちなみにこれを言った時点でうるさいオジさん確定です)私は機能だと思いますね。冬は防寒、夏は湿度を逃す、ベタつかない、などが重要です。後は着やすさとか、家で洗濯できるか、とかでしょうか。それが無い、単なるおしゃれで買うものは若い層には響かないと思います。それは身の回りのものすべて、鞄とか、小物にも広がります。デザインだけでは売れない時代になったと言うことでしょう。
「世の中の人の大部分はファッションに興味が無い」
by ユニクロの柳井さん
流行に振り回される若者に対して、「だからお前さんは世間知らずなんだよ」
by シェークスピア
皆さんが賢くなっただけだと思います。