吉野家、学生バイトに奨学金 入社で全額返済免除
日本経済新聞
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注目のコメント
企業の評価は、自社の利益だけでなく社会貢献まで見据えているかどうかで決まると思います。ある大手商社の代表取締役がいつも口にする言葉「会社は株主のものだが、会社は社会のものでもある。会社は社会のために働く」。今の若者たちの貧困を救うためにも歓迎すべき施策だと思います。吉野家の企業価値も上がります。
単なる労働力確保ではない所が素晴らしいですね。
「自社でアルバイトをし、その後に入社して4年間勤めれば、大学の入学金と授業料が返済不要になる」というだけなら、破格の条件の労働力確保策でしょう。「そこまで人材確保に注力するのか」といった印象です。
驚くのが、ライバル社に入社した場合でも、半額を免除するという点。「外食業界を支える人材を育てる」という姿勢が素晴らしいですね。「敵に塩を贈る」という事ですからね。
私なら、「自社に入社すれば全額免除、ライバルに入社すれば全額返済、それ以外なら半額免除」にしますが(笑)。体のいい若者向けローン事業か!と突っ込もうと思ったら、競合外食に就職しても半額免除というのが素晴らしいですね。
もちろん入社までやってくれれば良いですが、まずは高校バイトが対象ということで、お金の問題から就職を考えていたが奨学金で進学して吉野家でバイトするとか、大学行くとやめてしまうバイトをリテンションするとか、バイト確保の目的も大きそう。
その上で「外食産業ファン」を増やすことを考えているのは良い取り組みと思います