2017/4/6

【熱弁1万字】中西会長「モノで食える時代」は完全に終わった

NewsPicks NY支局長

グローバルトップの流儀

改革は終わりなき戦いだ。
巨額赤字直後の2009年に、川村隆氏(現・日立名誉会長)とともに今に連なる日立の徹底改革に手をつけた中西宏明氏は、2010年から6年間、日立の顔として、そのグローバル改革を徹底推進してきた。
2016年、70歳にして東原にCEO職を譲った後も、その世界に張り巡らされた経営者ネットワークを期待され、各国を飛び回る日々が続く。また近年では、政府の要職に、請われることも増え、存在感はさらに増している。
事業整理のフェーズから、新たなIoT企業へと軸を移した日立の現状を、今どう捉えているのか──。辣腕経営者を直撃した。
INDEX
  • グローバルトップの流儀
  • エンジニアが全員消えた
  • ITノウハウで飯は食えない
  • Way of Lifeが変わった
  • 技術の提案はダメ
  • データが語りだす
  • イメルトも学びに来たよ
  • 日本は期待されている
  • ジャック・マーはITじゃないと
  • テリー・ゴウも言ってた
  • トップは外に出なきゃダメ
  • 前は東芝がやってくれてた
  • システム輸出はやめてくれ
  • 「売ってなんぼ」は終わり
  • GEも人材システムを変えた
  • デジタル化以外は生き残らない

エンジニアが全員消えた