侍ジャパンは本気で「世界一」を目指す気があったのか(後編)
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注目のコメント
いまの野球を取り巻くメディアは、感動主義、批判排除にあると思います。そのため、本当に正しいことが伝わっていないと、プロ野球選手を取材する中で感じています。そのため、野球の本質やプロ野球選手の本当のスゴさを伝えきれていないと思います。
正しいことは正しい、ダメなことはダメときっちり報じる事で本当のプロフェッショナルとは何かが伝わると思います。しかし、ネットメディアを中心に、取材していない記事ばかりがPVを稼いでいるのがいまのジャーナリズムの現状です。何が正しいかの正解はないですが、正しい姿勢で伝えていかなければと思います。
その中で今回は対談というかたちで、参加させて頂きました。ありがとうございます。
高校野球専門だという意見がありましたが、僕は5年前に関西を離れて東京へ拠点を移しました。それからは高校野球は夏の甲子園は全日程いきますが、それ以外はプロ野球をメインに、大学野球、社会人野球の取材に行っております。昨年四月からはあるサイトにて編集をお手伝いしており、野球のジャーナリズムに直接関わり、企画、提案をしています。
今日までは甲子園、明日からプロ野球が開幕するので、札幌に飛びます。今回の甲子園でワクワクする選手に出会いました。希望が見えて来ました。
明日からはプロ野球取材です。2月のキャンプで取材した日本ハムの選手やコーチの方々の表情を見るのが楽しみです。また、侍ジャパンのメンバーのパフォーマンスも期待して見ていきたいです。野球のシーズンは、これから。今後もNewsPicksでお手伝いさせていただいた際は、たくさんのご意見をお待ちしています。4年後に本気で世界一を目指すなら、日本球界全体としての抜本的改革が必要。そこから目をそむけたままだと、4年後も同じことになるでしょう。感動で終わらせてはその先がありません。その方が、現場で戦っている選手や首脳陣たちに失礼。彼らにすべてを背負わせるのではなく、みんなで一緒に考えていく姿勢が必要ではないでしょうか。
率直にいうと、世界一を目指すために全ての環境を整備していくのは無理です。
野球には全てを統一した協会がないから。
そして「世界でトップクラスの選手を育成する」ということを考えて長期的な指導ができないからです。
「日本球界」ってのはNPBだけですか?
プロ野球は営利を追求する団体です。
そのなかでNPBがWBCに向けて全てを協力するというのは無理です。
記事中の細かい大会に向けた取り組みは現場にいないとわからないところの方が多いはずで、周りがとやかく言えるものでは無い気がします。
おそらく、中島さんも氏原さんも野球でサッカーのような議論をおこしていきたい、と考えられてのこのような内容かと思いますが、真の「日本球界」というものが存在しない以上、問題提起をぶつける相手がいない状況となってしまうのではないでしょうか。