EU離脱控え、国内銀に緊急時対応計画の提出を要請へ=英中銀
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注目のコメント
中長期的にはともかく、金融システムにとって当面の課題は次の2点だと思います。
第一に住宅価格の動向とそれによる住宅貸出への影響です。特にロンドンの住宅価格の上昇が反転することは、経済厚生上は好ましい面もありますが、住宅貸出の質的劣化に注意する必要があります
第二にポンド相場の動向とそれによる金融システムへの影響です。市場は下落リスクに十分備えていると思いますが、ポンド建ての負債を多く持つ企業の頑健性や、英国金融機関の保有する外貨建資産の評価額増加に伴う自己資本比率の変化といった点にも注意が必要です。ある意味、潜在的なEU離脱検討国にとっては、英国のすべてのアクションが今後の参考になる。フランスに避難しても、フランスがEU離脱したら結局、元の木阿弥。
現在の欧州の出生率が変化しなければ、2050年にはEUの人口の半分がイスラム教徒になる未来が指摘されています。そんなドラスティックな環境の中で、欧州の白人がEUの仕組みを本当にずっと継続するのか、いつか判断しなければいけない日が来ると思っています。