「コンビニオーナーは使い捨てなのか」 元経営者が実名で語った実態
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語られている中で、「24時間やめたい」とかは、24時間あることは分かってオーナーになったんだろうし、嫌なら辞めるしかないと思うし、季節商品の「ノルマ」についても、チェーン本部がなんらかの「目標」を与えて達成に応じたインセンティブを出すと考えれば(言い方の程度とかはあるでしょうが)そこまで悪質ではないし、言いがかり的にも見えます。
一方で、コンビニというビジネスモデルを考えると、基本はチェーン側で賃貸借契約し、設備も作ったうえで日々のオペレーションをするオーナーを募集するCタイプが主流になっている中では、一般にイメージする「独立店主が加盟する」というのとはかけ離れた実態になっているのは確か。チェーン側とすると社員として直営店の店長を雇うのと比べれば、「個人事業主」なので長時間労働をするだろうし、夫婦で経営するなら2人分の長時間労働者が確保できるし、廃棄になる弁当を食べれば食費もうかせることができる、などの犠牲によって成り立ってる部分があるのは否定できません。
もちろん、Win-Winとなってしっかり儲けているオーナーさんもちゃんといますので、「それが自分で事業をするということの厳しさだ」と言ってしまえばそれまでですが。Ishida Reikoさんが過去記事を紹介されていますが、下記のセリフが忘れられません。
「コンビニってさ、日本の縮図だよ。良くも悪くもね。データ分析を突き詰めるハイテクなところも、サービスがとにかくきめ細かいところも、少子高齢化で働く人が足りないところも……」
数年前にオランダのアムステルダムへ出張しましたが、中心部でさえ20時以降に開いてるスーパーなどほぼ皆無でした。
便利の裏には誰かの労働があります。
本当に、こんなにコンビニって必要でしょうか?