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注目のコメント
教養からの疎外(≒教養がなくて困る)という話題を見るにつけ、教養への疎外(≒教養がないと困る社会を生きるために「教養」を学べ!)を感じ取ってしまう。ポイントは見田宗介がいったように後者の方がより深刻ということではなく、本来自由の技術であるらしい教養の本旨からハズレているので、どちらも大概ということかもしれない。「引き出しを増やさないと人生も仕事もつまらない」でいいんじゃないか。
知識量は創造力と相関します。知らないことは出来ませんからね。そしてたくさんの知識はたくさんの創造という選択肢を与えてくれますから、自分は何を大切にするかという判断基準が必要になります。逆にそれがない間は知識の森の中で迷子になり、考えて日が暮れる毎日になりやすいです。しかしその森を抜けるとむしろ理性の外側に出て感性の世界で過ごす人が増えます。何故なら幸福とは感性の世界にあるものだからです。そしてそのような充実した理性から生まれる感性の閃きは時に理性を凌駕するため「考える必要はない」という状態になります。
面白いことに人は考えて考えて考えた先に、考える必要はないという答えに到達します。大切なのは感じることです。刹那的な幸福感である快楽を手放し、持続的な幸福感である充実感に身を任せることです。それらは後味が違います。快楽は後悔を生み、充実感は幸福を生みます。充実感に身を任せるだけでその元である自己実現と対人調和が活性化され、自分の喜び=まわりの喜びとなるので笑顔がどんどん拡大していきます。昔から世界中で叫ばれている通り、答えは愛です。