卒業生が語る「ハーバード流教養教育」の真の価値
2017/3/30
単に広く浅いものではない
ハーバード大学。アメリカ東海岸にある、言わずと知れた世界最高峰の総合大学だ。
「専門性を突き詰めるのは大学院生になってから」という思想のもと、リベラル・アーツ教育に力を注いでおり、すべての学部生は一般教養課程に該当する「General Education」というプログラムを受講する。
General Educationは「美学と解釈」「経験的・数学的推論」「物理科学」など8つの科目から構成され(下図参照)、学部生は4年間で、文系・理系をまたいだ32個の講義を受講することが義務付けられる。
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この連載について
時代を超えて受け継がれる「教養」。今その価値が見直されている。各大学はリベラルアーツプログラムを強化。歴史や哲学、宗教などをテーマした書籍もベストセラーとなっている。しかし「教養」という言葉が意味する範囲は広く、議論が錯綜している感は否めない。そこで各界の「教養人」とともに、現代を生き抜くために必要な「教養」の具体像と、それを身につけるための方法を探る。
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