アマゾン、ドバイのSouq.com買収で合意か--成長する中東Eコマース市場に狙い
コメント
注目のコメント
これは大きなニュース。報道の確度によりますが、合意は近いんでしょうか。
Souq.comは中東圏最大のeコマースです。私にとってはエジプトのeコマース。アマゾンがいつアフリカの既存eコマースの買収にとりかかるかと考えていたので、その参考になる。さらにSouqは、南アのメディア&ICT関連の投資企業Naspersが出資していたはず。またNaspersは大きなリターンを得ますね。
追記)
他の記事を読んでみたところ、昨年はアマゾンと株式30%を10億ドルで売却という線で交渉が進んでいたとのこと。投資家が売り急いだor報いる必要があったのかもですね。投資家としてはNespers、Tiger Global Managementを始めファンドがずらりと並んでいます。
欧米や日本のeコマースと、Souq含めた他の国々のeコマースの違いは、配送を外部委託せず自社で抱えることが多いこと、支払い方法の多様性(SouqもCCなど以外にオンラインペイメントを取り入れているはず)、輸入品の割合、マーケットプレイスの割合の高さといったところかと思います。ちなみにSouq(スーク)は市場という意味です。コマースの戦略は国を横断しての買収と現地の拡大(日本、インド、オーストラリア等)と非常にシンプルですが、次のコンテンツに向けての布石が非常に素晴らしいと思います。ここで紹介されている2014年のTwitch買収以来コンテンツとしてesports分野の強化も合わせて行っているので、次のコンテンツ戦略としてはこちらに注目です。
The curious case of Amazon’s deep plunge into the esports industry
https://venturebeat.com/2017/03/12/the-curious-case-of-amazons-deep-plunge-into-the-esports-industry/ちょうど去年の今頃AlibabaがLazadaを買収し、東南アジアで覇権を握りつつある中で、Amazonがインドの次に中東を抑えに行くのは妥当な流れ。
てかTwitch買収って2014年か。
もう3年経つのか。
つい最近のように感じる。。