【寄稿】会社名で選ぶな、自ら会社のブランドになれ

2017/3/21
NewsPicks編集部では、2月20日から3月5日にかけて、学部3年、修士課程1年の就活生を対象に、就職したい会社と業界を聞くアンケートを実施し、東京大学、京都大学などの旧帝大、早稲田大学、慶應義塾大学、東京工業大学、一橋大学、および神戸大学の学生の回答を抽出、1326人の回答を得た。このランキングを受けて、自動車業界に詳しいプロピッカーの神領貢氏に緊急寄稿してもらった。
自らブランドを作る志を持て
【人気企業ランキング】東大、京大、早慶が今一番行きたい会社
この就職ランキングを拝見していると、大手商社や著名なシンクタンク、日本有数の広告代理店、IT企業などの名前がずらりと並んでいます。
もちろん規模が大きく有名だということは、それだけ広い視野で大きな単位の仕事をできる可能性があるわけです。それ自体を否定する気は毛頭ありません。
ただし、考えて欲しいのは「あなたが自分の大学のブランドを誇りに思うのと同じように、就職したいと考える企業のブランドのみで相手を評価していませんか」ということです。
社会人経験のないあなたと一緒に仕事をしようと考えている先輩方はあなたの経歴を評価するのではありません。
あなたが過去をステップ(踏み台)にして、これからどんなことをやろうとしているのかを見たいし、そこに期待もしているわけです。
ここの意識が希薄だと、ブランドのある大学を卒業見込みという「経歴」に頼った生き方になってしまいがちです。
神領貢(しんりょう・みつぐ)/ニューモデルマガジンX 編集長
1959年3月20日生まれ。関西大学社会学部マスコミ(現メディア)専攻卒業後、自動車業界誌やJAF等を経て、「ニューモデルマガジンX」月刊化創刊メンバー。まもなく28年が経過する。5年目から編集長。その後2度更迭され2度編集長に復帰、現在に至る。徹底した現場主義で、自動車行政はもとより自動車開発、生産から販売まで守備範囲は広い。