【藤原和博・前編】「正解のない社会」に必要な教育とは
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教育・学びの改革を仕掛けたい方は、藤原さんが校長をやっているような市立高校が狙い目です。実務的な話ですが、理由は二つ。
・市に原則1つしかないので「なぜこの学校だけ」という、よくある公平性の議論に巻き込まれない。
・高校にある程度の予算の権限がある(小中学校はほぼ全て教育委員会が権限を持っている)。
ですので、首長がやる気になり、人材を集めれば、相当なことができます。市立高校を起点とした教育改革のチャンスです。教育改革実践家として奈良市立一条高校の校長に赴任して1年になる藤原和博先生にインタビューしました。
うちにも小中3人の子供が3人いるので、親としても、どんな教育を受けて、どんな働く意識、スキルを持たせるべきか本当に悩みます。物質的に満たされていて、ハングリー精神を持つのが難しい日本。学校も、家庭も、社会も考える必要がありますね。正解があるという思い込みをどう脱するか、大人にも難しいです…20年ほど前、MITに行ったばかりのぼくは、リクルートの藤原さん、鈴木寛さん、高城剛さんと、デジタル教育の推進に取り組む算段をしました。リクルートの教育アプリ「スタディサプリ」はそのDNAを継ぐものだと思いますが、藤原さんはその後、杉並区・和田中の校長として「よのなか科」を打ち出し、人気作家となり、今また奈良・一条高校の校長として現場を引っ張る。ぼくとともにデジタル教科書教材協議会の副会長を務めてきてもらっていますが、理念と現場とを両輪で回し続けているスゴい教育実践家です。