図で考える「第二の濱口は育成可能か」
NewsPicks編集部
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注目のコメント
「自分のライバルを全部消そうと思ったら、本を書けばいいんです」との話が面白いですね。
マッキンゼーは、70年代に自分達のノウハウを全て出した本を出版しましたが(※1)、世に出した理由が浜口さんの考えに近いのです。『これを読んだ顧客は、コンサルティングを分かった気になるけど、実際にやろうと思ってもできない。結果的に、マッキンゼーへの依頼は増える』
※1 『マッキンゼー現代の経営戦略』(1978)。長らく知る人ぞ知る本で数万円で流通していましたが、2014年に新装版ができ、今はkindleでも読めます。えっ、衝撃的…。完全に真逆の想いで、最近、「国際スポーツ組織で働こう!」という本を出版したのですが…!
https://www.amazon.co.jp/dp/4822239896/ref=tsm_1_fb_lk
「もし僕が、自分のライバルを全部消そうと思ったら、本を書けばいいんです。」とのことで、驚きです…人材育成について、すごく納得感のある考察でした。
私は社内のコンサルティング部門のマネジメントにおいて、To doリストや手順書などの仕組みづくりで担保するようなアプローチを重視してきました。
しかし、そのやり方だけでは限界が見え始めているなと感じていたところだったので、今後はカルチャーやスキル、いわゆる能力や文化づくりを今まで以上に取り組んでいきたいと思っていました。
学校で足し算を教えるようなアプローチと刀鍛冶の師匠と弟子のようなアプローチはそれぞれにメリット・デメリットがあり、その良さをandで取りに行くために「部分的に正しいことを言う」というのは非常に腹落ち感がありました。