タコ焼き屋と高級クラブで磨いた「ビジネス感覚」
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ドイツ、香港、アメリカとにかく世界中の講演でも圧倒的に人気があるビジネスデザイナーの濱口さんの原点が、たこ焼き屋さんだったというお話。
うしろから幽霊出るかもな、と思いながらたこ焼き焼いてたそうです。でも幽霊は出ずに、怖いおじさんは(チンピラ?ヤクザ?かわかりませんが)たくさん出たそうです。(笑)私も学生時代を京都で過ごし、アルバイトを通して社会の縮図を学びました。
特に家庭教師の営業のバイト(問合せを受けたお宅にお邪魔し、ニーズ確認後プランを提案)は面白かった。
私の成績は一件あたりmin月5000円からmax月50万までありましたが、同じ区にありながら玄関だけで10畳以上あるような家もあれば家賃数万円のアパートに大家族が肩を寄せて住んでいるのもあり貧富の差をまざまざと感じました。
また、道徳の授業でしか知らなかった被差別部落があちこちにあることや、それを隠すことなく悪びれることもなく差別する大人にも初めて会い衝撃を受けました。
京大の先生が指導をサボったため代わりに謝罪しに行くと、ふんどし姿のスキンヘッドのご主人が「お前らウチをなめとんか!」といって出刃庖丁をもって出てきた時は流石に「ドラマやん!」と思いました。(笑)
そんな経験を通して色んなことを学びました。
お金の価値は自分の価値観で決めちゃダメ。
顕在化したニーズをきっかけに潜在しているニーズを掘り起こすことが結果的にお客さんの利益につながる。
家庭教師に求められていることは、学力向上だけでなく、学生の世界を広げて夢や目標を持たせること。
親を動かすのは営業ではなく、子どもの意志。
子どもの教育を振り返ってもらい、将来に向けて親に試練と覚悟を提供する。
どれも私の価値観形成に大変役立ちました。「でもその店は違ったんです。カンカンに鉄板を熱しておいて、直接タコをぶち込む。そうすると焦げ目がつくから、香りがよくなる。でもタコが縮むから、最初からすごく大きいサイズに切っておく。焼けて身が縮まったら、その上から生地を流し入れる。だからすごくおいしい。」
絶対うまいやつや