IoTスタートアップの“雄”は、なぜ垂直立ち上げに成功したのか
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こちらの記事で取り上げていただきました!
ちなみに、弊社は、コアコンピテンシーとして競争力がある部分(ソフトウェア開発 =特にクラウド上での=、マーケティング、事業開発的営業、カスタマーサポート、SIMオペレーション)以外は、外部のより良いサービスを使うことを意識しています。特に、最近は沢山のクラウドサービスがあるので、できるだけそういうサービスを使って自動化が大事。
その際には、使うツールのコストも、初期コストももちろん大事ですが、弊社の事業がスケールした際に、ツール自体がスケール可能で、その利用コストも非線形に伸びない、ことを重視しています。
ちなみにこちらが弊社で使っているツール群です。
■業務系
会計 MFクラウド会計
労務 SmartHR
決済 Stripe
請求書切り替え FREX B2B後払い決済
問い合わせフォーム kinton
■コミュニケーション系
コミュニケーション slack
オフィス系 Google Apps
電話会議 slack call/google hangout
■開発系
インフラ AWS
レポジトリ github
タスク管理 jira
API doc swagger
デプロイ ansible
運用監視 librato, zabbix, cloudwatch&logs, loggly, fluentd
サポート zendesk玉川社長とのお話の中で感じたことは、ソラコムは圧倒的なプロフェッショナル集団であり、この組織そのものが強み=コア・コンピタンスになっているので、他社が簡単には追随できない状況を作り出しているということです。
また、非コア業務についてもプロフェッショナル企業に任せるという徹底ぶりが、強みをより強固にしていると感じました。
ソラコムが提供するサービスは確かに素晴らしく、目を引くものばかりですが、単にエンジニア力のあるスペシャリストが集まっているわけではなく、
「通信の民主化」を実現するためにプロフェッショナル人財が集まっているということにも、注目が集まればと思います。飛ぶ鳥を落とす勢いのAWSを玉川さんが辞めた時は驚きました。ソラコム立ち上げの理由は「AWSはクラウドを民主化したから、IoTの時代には通信の民主化が必要だと思って今度は自分でやろうと思った」。なんとも格好いいなぁ、と。玉川ブランドもあると思いますし、旬のIoTを舞台にしたビジネスであることも理由にあると思いますが、ここまでソラコムが一気に注目を集めた理由には、玉川さんの戦略がありました。今回、ソラコムのバックオフィスを支えているネットプロテクションズの小猿さんが同じスタートアップの立場から素直に聞いています。