【垣内社長】三菱商事は、経営者の「道場」になる

2017/3/19
2016年4月の社長就任後、「事業投資」から「事業経営」へのシフトを打ち出してきた垣内威彦社長。これからの三菱商事は、これまでの三菱商事とどこが違うのか。「事業経営」とは具体的に何を意味するのか。経営のプロをどう育てようとしているのか。三菱商事の未来像と、三菱商事型「経営人材」のビジョンについて聞いた。
前編:三菱商事は、もはや「商社」ではない
「経営人材」の3つの条件
──前編で「40歳までに経営者として一人前になる」という話がありましたが、「経営人材」に欠かせない条件とは何でしょうか。
大きく言うと、事業構想力です。やっぱり構想力がないとダメです。クリエイトする力が必要です。
そして、クリエイトする力を育むもっとも効果的な訓練は、「業界がどうあるべきか」と、一段高いところに立ってものを見ることだと思います。
──会社の枠を超えると。
そこから構想力が出てきます。私の経験でしかないのですが、それが非常に効果的です。