【落合陽一】いま22歳なら、マイクロソフトに行きたい

2017/3/12
特集「東大・早慶の就活2018年卒」第2部のテーマは、有名企業社長や官公庁幹部ら各界で活躍する先達が語る 「もし22歳に戻れるなら、あの会社に入りたい」だ。今回登場するのは、メディアアーティストの落合陽一氏。落合氏の「会社選び」のポイントとは?

マイクロソフトが「覇権」をとれる

もし今僕が22歳だったら行きたい企業は、マイクロソフトですね。
スマートフォンのユーザーインターフェースの本質は、物理的なものから一度切り離されたグラフィックスに対して、どこをどうデザインするか。例えば、グラフィックスのレスポンスと感触がよいことだったと考えています。
つまり、液晶ディスプレイの上で、どうやって美しいデザインができるか、指で広げたり閉じたりする動作がどれだけスムーズかがすごく重要だったと思うんです。
こうしたことをきちんとデザインする会社、例えばアップルが覇権を握ってきたのは、二次元上のUIデザインに関してリードしてきたことも一因だと思います。