しまなみ海道のサイクリスト「聖地化」が成功した理由
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注目のコメント
しまなみ海道の発想は、従来にはない地域創生PJT。マーケティング事例として参考になる。
1.サイクリングという国際的スポーツに着目して、海外からの集客を得ていること→日本のスキー場の取り組みに近い
2.少し手を伸ばせば体験出来るサイクリングは、消費者も体験価値が想像しやすく、国内からも行きたい、体験したいと言う人が出やすいし、無理でもドライブしてみたいという気になること
3.海道というハードウエア作りで終わりがちなインフラ作りにしっかりと「美しい景色」、「ここでしか味わえない体験」がセットされていること
どんな世界にも良く見てみれば、ネタはバラバラと転がっている。如何に組み合わせて、お客様に「それが私の欲しかったもの、こと」と「自分事」化してもらえるかが重要ですね。
この取り組みを進めていらっしゃる行政、民間企業の皆さんのマーケティング力、素晴らしいです。
次は四国のブランディングにまで発展させていただきたいですね。毎回指摘していることですが、本四架橋の建設費はプール制にぶち込まれてしまいました。
もちろん地域振興は大切なのですが、誰が立派な橋のコストを面倒見ているのか、ほかならぬ自動車ユーザーであることは覚えておいてもらいたいものです。
本四架橋を三本も作らせたのは完全に地元のエゴです。地元負担が前提だったのに通行料金が計画未達となったら、もう払えない、プール制にしてくれとケツをまくりました。こんなやり方が通用するのでしょうか。この原稿、執筆しました。自分もにわかサイクリストですがしまなみの景色にはやはり圧倒され、しかも、分かりやすく、最強のコンテンツだと思います。いま日本全国でインバウンドを含めたサイクルツーリズムと地域振興、住民の健康、エコなどを組み合わせた取り組みがスタートしています。どこが勝者になるか見ものです。先頭はしまなみが走っていますが、琵琶湖、東北、沖縄なども頑張っているようです。