歌舞伎町より安全?行ってわかったイスラエルの今
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一年半ほど前に招待制の国際研究会でエルサレムにあるヘブライ大学を訪れたが、大学に入るのにも門にセキュリティがあったのが印象に残っている。当時はテロが頻発していたからかもしれないが、市街地やホテルにもライフルを装備した軍人や警官がおり、およそ日本ではおめにかかれない光景だと思った。ただし、住んでる人達にとっては当たり前の光景らしく、街自体は普通ににぎわっていた。バーで飲んで帰った夜道も危険を感じることはなかった。ちなみに、イスラエルに住む人(ユダヤ人)は、歴史的経緯(先人の努力)により親日派が多い。日本人は食わず嫌いをやめて行ってみた方がいい。中東エリアの宗教や歴史の複雑さを感じる良い機会だと思う。
かつて私が訪れたシリアも、ものを置き忘れても盗まれないくらい治安が良く安全な国でした。
しかしその治安の良さは、日本とは質が違い、独裁政権の軍事力と警察力で成り立っていたものだったのです。
いったんそのタガが外れると、シリアは世界で一番危険な国になりました。
イスラエルは中東屈指の治安の良い国(私はヨルダン川西岸しか行ったことがありませんが)ですが、同時にその安全は日本とは質が違うということも認識しておかなければなりません。
一昨日にはガザからのミサイルが、イスラエルの防空網アイアンドームをすり抜けて、テルアビブ近くのビーチに着弾しました。
恐らくガザに対するイスラエルの報復爆撃がすぐにでも始まるでしょうが、こうしたことは日常茶飯事で日本ではニュースにもなりません。
なにせ時期にもよりますが、年間1000発以上、多い年では5000発以上のロケット弾やミサイルが海外からイスラエルに打ち込まれているのです。
ロケット弾やミサイルの心配もなく、歌舞伎町のような歓楽街でも安全に過ごすことができる日本は、世界でも極めて稀な国なのですね。んー、歌舞伎町は苦手だなあ。テルアビブはアイアンドームのおかげでほとんどロケット弾やミサイルは飛んで来ませんでしたけどエルサレムではiphoneすられましたね笑。