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おお。これはワクワクする。しかもこのタイミング(トランプが自分の2期目の選挙のためにNASAに2019年に月に行け、と無茶振りした)での発表(笑)

この二人の旅行者が誰なのかがすごく気になる。もう決まっているのかな?イーロン・マスク自身だったりして(笑)

同時に、NASAの有人探査プログラムも考え直さなきゃいかんと思う。とりわけ、トランプの記事のコメントで堀江さんが指摘していたけど、打ち上げロケットは全面的に民間に任せるべき、というのは一般論としてはその通りだと思う。SLSクラスのロケットの開発も、in-houseではなく、COTSみたいな感じで民間に委託してしまってもよかったのでは。目的は火星に行くことであって、in-houseの技術にこだわる必要はない。(個人の意見です、組織の意見ではございませぬ。)

荘司さん:
ひとくちに「宇宙開発」と言っても様々です。このSpaceXの月飛行は観光。NASAが手がけているのは主に科学探査を目的とした宇宙開発です。目的地が同じグランドキャニオンでも、観光旅行と、地質学調査とでは、全く違いますよね。民間ツアー会社がグランドキャニオンの観光旅行を売り出しているからといって、地質学調査に付ける政府予算をなくして良い、ということにはなりませんよね。

ただし、地質学調査に行くのに、わざわざ政府専用機でいく必要はありません。民間航空会社を使えば安く上がります。同様に、科学探査を目的としたミッションでも、打ち上げロケット(つまり輸送)は民間に任せた方が安く上がるでしょう。僕が上に書いたのは、そういう旨のことです。

また、以下のSpaceXの声明の2段落目にかかれている通り、月旅行に使われるDragon2の開発費のほとんどはNASAが出したことも付け加えておきます。NASAはすでに民間の力を活用することに積極的に取り組んでいます。
http://www.spacex.com/news/2017/02/27/spacex-send-privately-crewed-dragon-spacecraft-beyond-moon-next-year
おー、1週間の月旅行いくらで参加できるのだろう。こういう機会が広がってきたときに、少なくともお金が原因で諦めることがない位は稼いでおきたい。
実際には多分1,2年遅れるでしょうけど(ISSへのDragon v2での有人飛行も計画より遅れ気味)月に着陸しないで戻ってくるだけだったらファルコンヘビーが完成すれば可能でしょう(初飛行はまだ)。恐らくトランプ発言に便乗してのPRだと思いますが、スペースアドベンチャーズ経由でロシアのソユーズを使った月周回プランもありこちらも仮予約をしている人が実際にいるようで、どちらが早く実現するか見ものですね。因みに完全に丸い地球は、月周回飛行を行った者しかみたことがありません。有名な映画「アポロ13」に出てくるシーンです。ISS滞在よりも何倍も感動することでしょう。
火星と違って、月の良い点はミッションウィンドウの制限がないこと。火星だと「チャンスを逃すと次は2年後」なので延期が離散的だけど、月はいつでも行けるので人間側の都合のみで延期が連続的に行える。その分ずるずる行っちゃう可能性はありますが。

アポロ8号のように月周回軌道に投入するかどうかは不明ですが、おそらく投入しないんでしょう。いったん月周回に投入するのは、余計に2.6km/s程度のΔVを必要とするので、科学ミッションじゃない場合費用対効果は薄いですね。
宇宙デブリゾーンはどうやって掻い潜るんだろうか?
この計画で、人類が月周辺に到達すれば、1970年代のアポロ計画以来となる。本当に宇宙旅行が現実的になってきた。
このように民間企業が宇宙開発に着手しているのだから、政府予算を使う必要はないと思います。

NASAは、技術や情報を民間企業に積極的に売却すべきでしょう。
アポロ時代以来、初の月有人宇宙飛行となるか。しかも、民間人の、民間ロケットによる、民間のための月旅行。実現が楽しみです。
米国のベンチャー企業の夢への挑戦、凄いですね。
これが、米国経済の底力の源なのでしょう。
P.S.
「わざわざ大西洋を渡り、先住民族と戦いながら、一攫千金を夢見た人々」の遺伝子を受け継いでいる人々は凄いです(笑)。
とうとう宇宙旅行が実現されるのですね。
私は高いところが苦手なので、無理ですが。