新元号、意見公募の対象外 政府「賛否望ましくない」
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『天皇の影法師』における森鷗外の晩年の苦闘を知ってほしい。彼は大正が終わった後の元号をつくるために最後の情熱を傾けた。意見公募などという合理主義の問題ではない。元号は日本の文化なのだ。元号と西暦の併用こそが日本人を賢くしているのです。
ただし、僕は役人に言いました。元号はよいが、統計資料に「平成50年」なんて書くんじゃねえよ、そこは西暦にせよ、と。役人は事勿れ主義で平気でそう記入するのです。これを機に廃止したらいいと思う。すくなくとも、ビジネス、政府や公共団体の資料は、西暦に統一する、とかにしてほしい。西暦で書けるけど、昭和何年かは分からない、でいいと思う。わかる必要がない。