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JTは上手に海外M&Aを活用された代表例です。その中心的な存在の新貝さんのお話は聞く価値があります。
ビジネスとしては分かる。

しかし世界中の人をぶち殺して(喫煙による死者は年間600万人!!!/WHO)利益を得てるわけで、煙草嫌いの自分から見たら武器商人みたいに見えます・・・・。いや、戦争の死者数よりはるかに多い。日本人さえ死ななければ外国人はいくら死んでも良いのかとかはないよね・・・
別の業態に転じていくべきではないかと思う。
タバコは、常習性のある嗜好品で健康に悪影響を及ぼすことが分かっている。

JTは、いつかはタバコ事業から撤退することになる。それに替わる事業を育てることが宿命だと思う。そのためには、M&Aに熟達せざるを得ないのだろう。
当時の世界第5位のギャラハーの買収額は2兆2,530億円と言われてますが、本記事にご登場される新貝さんが高値掴みじゃないかと問われても、

『せこい交渉はしなかった。金額は安い方がいいが、JTが支払うプレミアムと今後享受できるシナジーとを比較して、シナジーの方が大きければ、あとは利害関係者に説明すればいい。』

と男っぷりたっぷりな発言をされてました。こうやって日本でも数少ない「グローバルM&Aの成功例」と言われるJTのM&Aが成立したわけです。
新貝さんとは、もう20年くらい前に、一橋大学の野中郁次郎先生を囲む勉強会でご一緒させて頂いていました。この話の原点には暗黙知の形式知化、経営には哲学が必要という野中先生の理論もあるようにお見受けしました。M&Aを巡るこのプレゼンテーションは、アドバイザーのものとは違った、地に足の着いた事業会社ならではの素晴らしいもので、永久保存版であると思います。
サラッと言っているけど実は中々できないことだと思う。
人は得てして見たいと思うことしか見ない、特に上の人達。それを説得してできる限り正しい(と思われる)選択を促し、その後は選んだ選択肢を正しいものにすべくやり抜く。

(引用)
また、国内たばこ市場の今後をシミュレーションしたところ、90年代後半に頂点に達し、そこから減少に転じる予測が出ました。たばこに限らず酒類など大人の嗜好品は減少の一途をたどる宿命でした。
これら危機的な見通しが明らかになったことで、早く海外に出なければ、多角化しなければという空気が社内で醸成されました。
それ以前に、、、
日本専売公社という「公社」に入社した経営者たちが、RJRナビスコの海外部門を約9000億円、ガラハーを約2兆円で買収するという決断ができたことが一番の驚き。
「公社」的カルチャーからは考えられないことだと思う。
ポイントが整理されながら、具体的な事案ベースでお話いただき、非常に分かりやすかったです。
4つのポイントの中で、買収することは究極の「経験者採用」であるというくだりと、ガバナンスの話が印象的でした。

統合は事業同士のシナジーに注目が集まりますが、人事、法務、経営企画、情シスなど、バックオフィスのサポートが非常に重要になります。
人やシステム、ガバナンスや組織風土、連結会計、コンプライアンス…。こうした様々なことが融合し発展出来るかどうかも、事業シナジーと同様に大切だと思います。
King HIDIEさんのコメント・過去記事と合わせて読むことで、JTがどのようなシナリオを描き、組織の危機感を表出させ、M&Aの意思決定をしてきたかを理解することができます。
《M&A》最初の市場シミュレーションで危機感を醸成したことでブレなくなった。後は、七転八倒で何とか進まざるを得ないが、最初のジャンプのための礎を作った人達は偉大だと思う。
この連載について
ビジネスの話題に関するNewsPicksオリジナルのインタビューやレポート
国内で唯一のたばこ製造を行う。他にも「糖・脂質代謝」「ウイルス」「免疫・炎症」を重点研究開発領域に選定した医薬事業や、テーブルマークを中心とする加工食品事業などを展開している。
時価総額
8.06 兆円

業績