【大西健丞】「犬の殺処分ゼロ」実現の道のり
NewsPicks編集部
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人間不信になった犬が、人への信頼とともに一緒に過ごせるというのは本当に時間がかかります。以前、そのような犬と接触したことがありますが、何もしていないのに怯えていました。
そのような犬に救助という「役割」を持たせて、犬自身が必要な存在と認識し、実際に人を救助するというのは本当に素晴らしいですね。温かい気持ちになりました。過疎地に本社機能を引っ越すなんて気が狂ってると当時話をしていたら、別のNPOの人が、「僕も同じように聞いたんです。そしたら、大西さんが、『本社を広島の山奥に引っ越した理由は、今後、また日本に大震災が起きて、万一東京の機能が失われた時に、誰も動けなかったらどうするんだ』と言っていた」と教えてくれました。
「もし東京のNPOが全部被災したら、誰が被災者を助けるんだ」と。
そして、さらっと今度は広島の犬殺処分ゼロをやり遂げてしまう。この間は、日本の伝統工芸の職を守るためにフランスで売り出せないかな、とか。とにかく発想が柔軟。
でも最初はいつも、誰にも理解されなくて狂ってるみたいにみえるんですよね。苦笑記事中で、大西さんが被災によって東京の機能が失われるリスクを本気で考えて本社を広島に移したと何気なく書かれているが、これまでの連載を読んだ印象だと、本当に近未来に起こるかもしれないと良くも悪くも戦々恐々としてしまった。世界的なリスクマネジメントのプロの言動は重たい。