[東京 20日 ロイター] - 三井物産<8031.T>は20日、米国の不動産アセットマネジメント大手のCIMグループと、同社の持ち分取得および同社が運用するファンドへの出資に関わる戦略的パートナーシップについて合意したと発表した。

三井物産は、米国に新設した特別目的会社(SPC)を通じて、CIMの持ち分の20%を取得するとともに、CIMが運用する複数のファンドに出資する。三井物産の支払額は520─630億円の見込み。

CIMは北米のオフィスビルやマンションなどの不動産およびインフラ施設を投資対象とした私募ファンドや上場不動産投資信託(REIT)の運用を行っている。