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当時中学生だった僕もTV報道に釘づけになった。64年の東京五輪、69年の安田講堂事件、70年の大阪万博、72年の札幌五輪、そしてオイルショックを経た、このあたりで皆少し疲れてきて、世の中が少し変わり始めた気がしていました。その辺からフォークソングの時代になっていく・・。
この当時の新聞の事件記事を見ると、今や人権侵害を問われかねないような内容の写真や記事がたくさんで、衝撃的です。
警察の報道に対する規制も緩くて、ギリギリまで現場に近づけた。埋められた遺体の発見現場の検証写真が普通に載っているなんて、数百メートル手前に規制線を張られて現場の様子も伺えない今ではありえない。
でも、事件の生々しさがオブラートに包まれてしまうと、事件が他人事で終わってしまう気がして、それでいいのかと疑問にも感じます。
映画にもなった目を覆う“総括”という名の連合赤軍集団リンチ事件について、山本七平が旧帝国陸海軍の私的制裁との共通性を論じ、その後、丸谷才一が海上自衛隊にもその悪弊が継承されていると述べています。
 この悪弊だけは次世代に継承されることなく絶滅して欲しいと思います。