ウーバー、インドネシアでも激しい競争
この記事は有料会員限定の記事となります
コメント
注目のコメント
首都ジャカルタ含めアジア各都市で配信アプリを使いますが、インドネシアは以下の点で独自です。
まずバイクタクシーが盛んなのはインドネシアのみです。
一方でそれはジャカルタなど大都市のみで、かつ上位中間層以上は使いません。市場性が限定的です。
ただしGojekはバイクタクシーからWechatモデルへの自己定義拡大、つまりコマースや決済まで含めた総合ポータルアプリ事業を展開しています。
また、バイクタクシーもそうですが、B2Bのバイク便配送も行ってそのトランザクション数は膨大と言われています。
それらの理由でバリュエーションが高騰しています。
Grabがバイクタクシーをやっているのは唯一インドネシアのみです。上記Gjek対抗ですが、厳しいと思います。現地タクシー最大手BrueBirdはじめ参入が多くレッドオーシャンです。
それもあってか、Grabは最近、700MのVC投資ファンドを始めたと発表しました。自身がまだガチンコ勝負しているときに少し迷走している印象です。
結論、圧倒的資金力に裏付けられたUberはやはり強く、Grabは2位で食らいついているものの迷走気味、Gojekはバイク特化の一方で総合ポータルアプリとB2Bで自己拡大、というという戦さ模様です。インドネシア版UBERのGo-Jekの企業価値は約20億ドルとの事。配車の域を超えて独自の成長をしているんですね。下記にサービスの概況がわかりやすく解説されています。
ーーー
インドネシアの神アプリGO-JEKにハマってダメ人間になった
http://takashimatsuura.net/indonesia/2014Go-Jekの強い点の1つが、「バイクで移動できること」と、今東南アジア回ってる友人が言ってた。
現地に適した移動手段を提供しているということで、なるほどなあと思った。