キリンHD、ブラジル事業を売却へ 東南アジアで投資継続
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注目のコメント
なぜ一番搾りの続投が込みなのかが不思議なところ。内情なんにも知らない外野が好き勝手言わせてもらうと、こういうところに難しさが出ちゃってるんじゃないかなあと思いました。
グローバルでの成長市場=BRICsと叫ばれた時代には押さえておくべき有望市場に見えたのだろうが、そこには大きな落とし穴があった。
・株主訴訟で買収金額が2000億円⇒3000億円へ跳ね上がる
・買収後のシェア低下(2011年:2位で15% ⇒4位近くまで転落)
・現地通貨レアルの暴落による原材料/資材調達コストの高騰
地理的に全くシナジーを生まないブラジル市場は保有していても将来相乗効果を生まないので、大きな損切りをしてでも切り離した英断。
今後、キリンは完全にアジア・フォーカス(ここでNo.1ブランドになる)に振り切った体制で突っ走ることになる。
・2010年 キリンホールディングス シンガポールを設立
・2011年 華潤創業との合弁会社設立
・2011年 インターフードの株式取得
・2015年 ミャンマー・ブルワリー社を買収
・2016年 ベトナム国営ビールメーカー、サイゴンビール・アルコール飲料総公社(サベコ)の買収検討