医者は事業に向いているか?
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注目のコメント
私には興味深い記事でした。
失礼ながら、厚労省の医系技官になる人は、臨床医としてやっていけなかった人が多いし、そんな人にはなにも期待できないと思っておりました。
今でもそう信じている部分もありますが、本文中にあるように、私のような目の前の患者さんのことだけで目一杯の人ばかりでは、大局の医療は変えられないですよね。
志のある医系技官の方には期待しています。私もできることを日々考えていきたいと思います。この「01Doctor Initiative」カンファレンスに私も参加させていただいていました。私はNPをやらせていただいている以外は全くもって普通の勤務医なのですが、会はいわゆる医療系イノベーターとして有名な方々が多数参加されていました。
産業医でプロピッカーの大室先生も来られていて、NPの原稿を「今日言われて〆切明日ってなんだよ〜」って言いながら書いていました^^;
初回でもあり顔合わせ、懇親会の意味合いが主だったと思いますが、私個人としてもご挨拶させていただきたかった先生に会えたりと有意義な会でした。
さて、表題の「医者は事業に向いているか?」ですが、才覚は人それぞれ、努力と経験はゼロに近い、というのが私の感想です。猫先生がご指摘されているように、医師としての人生経験(世間知らずでプライド高い)がかえって起業にはマイナスな側面もあるかもしれません。
一方で、モデレーターを務められた東京ベイ浦安市川の心臓血管外科部長 田端 実 先生のように心臓外科医としての実力、ステータスも抜群、起業されても絶対上手くいくであろうイチローみたいな方も私たちの業界にもいらっしゃいます。
医師が事業家を目指していることの良いと思われる点は、(誰もがとは言えませんが)「世の中に対して良いことをしたい」と本当にそう思って起業している点だと思います。金銭面を第一義としなくてもよい恵まれた前提条件があるのはとても大きいことだと思います。
以上、感想文のようなコメントで失礼致しました。医者の世界が狭いというのは本当にそうですねー
自分の職場にいれば、顧客がやってきてありがたくサービスを受け取って、お金を払って帰ってくれる仕事です。社会のことが分かるわけがない(笑)
ただ、持っているスキルは尋常じゃないものですし、なにより医者になる人は「世のため、人のため」という感覚をしっかり持っている人が多いと思います。それが世間知らずに見えることも多くあるとは思うのですが、やはり自分やお金ではなく純粋に人のためだけを考えて仕事ができるのはありがたいことだと思います。
一方で、それができていたシステムが破綻に向かっているのも確かで。やはり、これからはどんどん社会に出て行かねば未来はないでしょうね。