【小口日出彦】リーダーにとって「沈黙は金」の時代は終わった
2017/2/17
失敗した都連の対応
──都政に話を移します。目下、小池都知事が改革者で、自民党都連は悪者扱いされている構図が見えます。これは互いのどういった情報発信がもたらした結果だと考えますか。
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リーダーの情報発信が大事だなあと思ったのは、昨年の熊本地震と福岡駅前陥没事故でした。熊本では大西市長が、福岡では高島市長が、それぞれtwitterやfacebookを使い、適切に情報発信を行うことで市民に安心を届けていました。ただ、小池知事が都民を安心させられているとは、必ずしも感じられないのは何故でしょうか。
すっかり悪者の立場になった都連自民党。その背景には、情報発信に関する意識の低さがあると小口氏は言います。あのとき、内田茂氏が表舞台に現れ、しっかりと自分の言葉で説明していれば、いまの都政はどうなっていたのか…そう想像してしまいます。
発信✖︎即時性というのは非常に重要だと思います。世界のリーダーがTwitterを活用するようになったのも、自分の言葉でメディアのバイアス(良いか悪いかは別)がかかったものでなく発信する、オーガニックなメッセージを伝えられる時代になったのだと思います。
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