北朝鮮、新型ミサイル発射実験に成功と発表
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数年前から大量のアルミニウムフレームの中古自転車が北朝鮮に持ち込まれていたという噂がありましたが、着々と固体燃料ロケットの開発が進んでいたのですね。固体燃料ロケットに於いてはアルミニウムやマグネシウムが還元剤として大量に使われます。
今回発射したのは射程4000キロメートルの中距離ミサイル、ムスダンの改良型で、固形燃料を使った新型エンジンを積んだタイプのようですね。
ムスダンはグアム島まで狙えるという意味では、対米牽制用と言えますが、ロフテッド軌道という高高度に打ち上げる事で、日本列島全土を攻撃対象にすることもできます。
この場合、上空1000キロのところからマッハ11以上のスピードで突っ込んでくるので、現在自衛隊に配備されているイージス艦のSM3ブロック1Aミサイルでは迎撃が難しいと言われています。
又タダでさえ移動車両搭載型で(オリジナルのR27は潜水艦発射型もある)発射のタイミングが掴みづらいムスダンが固形燃料型となる事で、今後迎撃の難易度が上がることも予想されます。
日本でも高高度迎撃ミサイルTHAAD導入の議論が本格化するかもしれませんね。