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追記、「俺にとっては値上げだ」というコメントが多いのですが、、、2キロ730円以降6.5キロ(金額で2200から2300円程度)までは「これまでと同じ」です。正確にいうとこれまでより80円安いのと80円高いのが交互になってます。例えば赤坂から表参道は約3キロ1500円程度ですので、これまでより高くなっても最大で80円、もしくは80円安くなっているかもしれません。

追記2、6.5キロ以上は常に値上げとなりますが、その値上げ幅もワンメーターかツーメーター程度が殆どです。今回のコンセプトは「組み換え」でして、回数にして1/3を占める730円以下の方に値下げし分をそれ以上の所で埋めあわせる、という形ですので、冷静にお考え頂ければ残り2/3の方にそんなに多く値上げしている訳でもない、とご理解頂けるのではと考えますがいかがでしょうか。

追記3、もちろん、値上げによる心理的な負担は、実際の負担額より大きく感じるという事だと思いますので、「値上げだ」というコメントを書かれた皆様に反論している訳ではなく、あくまで正確に情報をご理解頂きたいと思い追記致しました。

取り敢えずはホッと。次は夏に「事前確定運賃」、秋に「ワゴン型新型車両」、冬に「相乗り運賃」と、タクシー改革まっしぐら!
いや、体感的には値上げの実感のほうが強い。小刻みにカチャカチャメーターが上がっていく。。。停止時は非常に早くメーター上がることが気になって、信号待ちの時のメーターアップは精神的にちょっと。
運ちゃんに「どーですか?」とちょこちょこ聞きますが、利用回数は確かに増えたそうですが、そのせいで日中の売上は落ちたとのこと
逆に夜間は長距離が多いので、値上げが寄与し売上増となっていると聞きます
値上げが結構効くんだよなあ、、
人力車は、人が人を運ぶという世界では珍しいビジネスモデルでしたが、維新後に行き場をなくした体力自慢のサムライ達の雇用対策として、馬車の廉価版として導入され、多くの台車が発注されたことが手工業のサプライチェーンを構築し、今の自動車産業の礎にもなりました。

内燃機関自動車自体も、元々は馬車の延長で、お金持ちのハイヤーからスタートしていましたが、Fordism以降の大衆化で、一般の人も乗れる「タクシー」が登場。

そのタクシーのビジネスモデルも、非常にシンプルで、皆が免許を持つようになると参入障壁が低いモデルとなった故、暫くイノベーションが起きない成熟産業となり(MKタクシー等の挑戦はありましたが)、競争力の源泉が価格になってくると、初乗り価格や駅前乗り場など、保護対象の規制産業となりました。

そこに現れたのが、スマホの普及により可能となったUber類のサービスで、世界中のタクシー産業が大騒ぎになっています。フランスの様に、国産の類似サービスで対抗しようとする動きもありますが、日本ではUberの参入を規制しつつ、徐々に現業改革を行いソフトランディングを図るという、いかにも日本らしい対応をしていると思います。電子書籍との比較もできそうですね。
UBER-Xなんとかしないと
関連記事をピックしましたが、自動車局旅客課と金曜日に話した通り、「組み替え」と言う発想がまずユーザー本意でないと思います。
初乗りの敷居を下げるために、より儲けさせてくれる長距離利用者の負担が増えるのは本末転倒です。初乗りの敷居を下げるのは実車率を上げるためですから、本来、長距離の値上げは理屈が通りません。
業界と行政のエゴと言われても仕方ないでしょう。そろそろエリアの7割以上が賛同しなければならないという規制を取り払って、新規参入の壁を壊し、タクシーそのものも自由な競争にすべきです。安心安全だけは担保してね。業界はそこに踏み込まないと大きな流れに抗ってばかりでは、やがて利用者から背を向かれることになりかねません。そうなってからでは遅いと思います。
先日、タクシー運転手さんに話を聞いたところ「ほとんど変わりはないですね。お年寄りの短距離利用が増えたくらいです」とおしゃっていました。ユーザーとしても、あまり変化は感じないといいますが、410円の短距離で乗るのはやっぱり気が引けてしまいます。。。
人間は完全な合理的経済人ではない。

もとのタクシー料金(730円/2km)を知っている。→初乗り料金が下がった(410円/1.052km)=タクシーを乗る時の参照点が下がった。→タクシーに乗る。(タクシーに乗ることはコスト。メーターは上がっていく。)低い参照点から始まったが、メーターは頻度高く上がっていく(ように見える)、金額は加算されているので、損している気になる。

でも実は川鍋さんのご説明にある通り。利用者の乗車距離に対する支払金額はは大きく変わっていない。

タクシーの利用率向上のため、チョイ乗り促進のため、イニシャルコストを下げたが、加算金額のカウント方法は大きく変わっていない。でも、利用者は「初乗りが安くなったのだから、お得。」もしくは「初乗りを安くして、メーターの加算頻度を上げて、儲けようとしている」と考えてしまいがち。

でもそうはなっていない。

消費者は「損には過剰反応。特には鈍感。」

このあたりは、行動経済学、プロスペクト理論を勉強すると良いですね。http://www.avocado-fes-thought.com/psychology/prospect/prospect-3elements.html

本当に儲けたいなら、何キロ以上のってくれたら(到達点は不明確)、一定額の割引とかいったほうが、お客様は、割引にだけ反応しますので、長距離のってくれそうで、儲けやすい。

でもそうはされていない。

人はコストの足し算には敏感ですが、不明確なトータルコスト(参照点=到達点が不明確)の「割り算」が得意な人はそうはいません。

そして人は往々にして、損の足し算を過大評価して、「損した気分」になってしまう。

お客様の気持ちを上手に掴むのは難しいですね。
距離は近いのに地下鉄だと乗り換えが必要となる複数人での移動の場合、タクシーを利用すると、時間短縮はもちろん、一人当りの負担額まで安くなりました。
チョイ乗りよりも実質値上げの方が売上インパクト大きいでしょう。これやられると不満相当溜まりますよ。