宇多田ヒカル、JASRACの方針に意見 「学校では無料で使って欲しいな」
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この件で取材の電話。答えたこと:彼女の多くの曲の演奏権はJASRAC管理であり、原則として本人の意向に関わらずJASRACが権利行使を行う。ただ、無論著作者サイドからそうした声が多くなれば、JASRACの方針にも影響大だろう。事態は重要な局面を迎えつつあるように見える。
【追記】念のため整理して置こう。現行法では、非営利の学校等での授業用の「複製」は無許可で可能(35条)。非営利で対価を取らない「演奏」も可能(38条)。今回の論点は、営利非営利を問わず教室での指導は、「公衆に聞かせるための演奏」(22条)ではないので元から著作権の対象ではないのでは、だ。へんな記事ですね。土居さんおっしゃるとおり、学校の授業での利用は、いまでも基本的に許諾を得ずに無料で利用できます。以下のURLはJASRACのサイトにあるものです。わざとそのことを伏せて書かれた記事なんでしょうか。
http://www.jasrac.or.jp/info/dl/gaide_chart.pdf
赤迫さんの書かれていることも参考になります。
JASRACは別に強制加入とかじゃないので、音楽レーベル(出版社)はJASRACに著作権管理を委託しなくてもいいのですが、なぜみな委託しているのかという点を考えないといけないですね。私は音楽レーベル(出版社)を持っており楽曲(の著作権)を管理していますが、多くの曲はJASRAC管理にしていません。NHKラジオはよくうちのミュージシャンの曲をかけてくださっていますが、毎回「使います」と連絡をくれ「いいですよ、無償でよいです」と許諾しています。宇多田ヒカルさんレベルではこんなことはできないですね。気持ちは嬉しいので非常に申し上げにくいのですが‥
学校の授業では、無料で使えていますし、今後も使えます。(今のところですが‥)
今回話題になってるのは学校の教室でなく、営利団体である音楽教室のことだと思います。