アプリ市場成熟モデル
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縦軸を揃えようがありませんが、概念図としてはこんな感じでしょうね。
特に初期はアーリーアダプターが面白がって様々なアプリをこぞってダウンロードするので、ダウンロード数が増えやすい傾向にあるのでしょう。
ガラケーからスマホへの過渡期、ガラケーメインのサービスが「スマホ移行に失敗したために売上が下がった」というフレーズを聞くことがよかありましたが、この際の「スマホ移行の失敗」とは具体的に何を指しているのかには注意が必要です。利用者の減少も大きな要因ではありますが、現実には利用者の減少以上に、広告市場の広がりに時間を要したため、利用者あたりの収益が激減したことがシビアに響いたのかと。ナショナルクライアントがランディングページを用意していなければ、ナショクラがメインの純広告が売れるわけもありません。
いずれにせよ、利用者やコンテンツが先にやってきて、収益は後からやってくるというのがデバイス移行に関する教訓でしょうか。
普通に考えれば、こういう時は先行投資のできる資本力のある企業が勝ちそうなものですが、旧デバイスへの依存度合いが高い上場企業の場合、どうしても利益を確保するための施策を打ちがちな点がアキレス腱でもあります。
新興企業にとっては割って入る隙間であり、投資家にとってはそれでも耐え忍び得る銘柄を見出して安く買う機会でもあります。これは納得。AppAnnieのデータを分かりやすくまとめてくれてますね。ダウンロード推移と利用・課金推移それぞれのスマホ成熟度との相関。
日本は新規ダウンロードのハードルが高いため、参入は難しいが、そこのキャズムを超えるとマネタイズはしやすい、とも受け取れます。
あにゃまる、やるじゃん!グローバルに情報収集するAppAnnieならではのデータをわかりやすくまとめた記事。
日本ではダウンロードしてもらうこと自体難しくなっているが、コマース型や小売、ブランド系のアプリはまだまだ少ないのが現状です。昨今、Yappli(ヤプリ)を使ったアパレルブランドアプリが増えてきています。
https://www.ecnomikata.com/ecnews/10032/
小売りやブランドの領域では、アプリで何をユーザーに届けたいか?どこでダウンロードしてもらうか?を明確にする必要があるでしょう。
小売側から見ると、アプリの時代はまだまだこれからだと思います。