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タモリさんの「戦争が無くならない理由」に鳥肌が止まらない

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こんにちは、服部です。キングコング西野くんの「魔法のコンパス」を読んだのですがこれがなかなか衝撃でした。何が衝撃って、この本に出てくるタモリさんが言っていた「戦争が無くならない理由」です。
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人間以外で唯一戦争をする生物が、チンパンジーです。
チンパンジーの戦争は、血縁集団同士で行われ、その血筋を維持する為に行われることが判明しています。

人間とチンパンジーは遺伝子レベルでは99%弱一致しますので、人間が戦争をする理由は、同様に血縁集団の維持のため、というのが生物学的には有力な説なのだそうです。(現代でも人種や部族が戦争の原因になるのは、この本能によるものと思われます)

人間とチンパンジーの唯一の違いは、人間はチンパンジーがもたないミラーニューロンをもち、その働きで、実際には血縁関係にはなくても、地域や宗教、国家という集団を、擬似的な血縁集団とみなす為で、これが血縁集団を超えた国家同士の争いに至る理由なんだとか。

尚、人口密度が低く、他の血縁集団と接点が少なかった一万年以上昔には殆ど戦争がなかった事が考古学的に明らかになっています。

まさに血は水よりも濃いという話ですね。
愛とはひとつであることです。右手と左手はひとつなのでケンカしません。愛のために戦うべきという物語は戦争を正当化するために使われる常套句です。戦争で命を懸ける兵士達は国に残してきた愛する家族を「守るため」に戦えと教育されます。左手が頭を殺そうとしていると信じてはじめて、頭を「守るため」に右手は左手を殺せるのです。そしてこの扇動は多くの場合、両軍に共通します。

しかし愛という視点でみればこれらの扇動が大嘘だとわかります。そもそも右手も左手も頭もひとつなのですから。また愛は持続的な充実感や幸福感を伴い、愛でないものは刹那的な快楽と後悔を生みます。持続的な幸福感を生む争いや殺戮など普通はありえませんし、愛(ひとつ)のための戦い(バラバラ)なんてそもそも矛盾した概念です。
タモリさんという好感度の高い権威を活用したり、恋人を奪われた状況を事例に使ったりしながら、とても上手に(かなりお粗末な論理展開を)語っています。

こうした論説に触れた時、即座に、例えばTakahashi Hirokazu氏のような反論のロジックが想起できるのが、教養と論理的思考だと思います。

NPにおけるコメントの大半は、この西野さんという方の強引な論理展開には全く巻き込まれていないのが、さすがだと思いました。