ケリングが持続可能なラグジュアリーを定義、サステナビリティの戦略発表
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注目のコメント
あ、このニュースは見落としていたので、今さらですがコメントします。
Keringは今やもっとも持続可能性に配慮したラグジュアリーブランドのグループです。そもそもの始まりはPumaが2011年にE P&L(環境P&L)を自然資本会計の手法で公開したところだと思います。
そのPumaが親会社のKeringに影響を与え、この取り組みは今やKering全体に広がってきたわけですね。Kering自身も2015年ぐらいにグループのE P&Lを公表していますね。
プラネタリー・バウンダリーはストックホルム・レジリエンス・センターのヨハン・ロックストロームらが提唱する考え方ですが、持続可能性を考える際の今や基本的な指標、目標となっています。
正直言って、資源利用や事業の影響をプラネタリー・バウンダリーの中に収めることは簡単ではありませんが、科学的に考えればそれは必要なことです。ラグジュアリーブランドがそれを前提に考えるということに時代の流れを感じますね。(一方で、利益幅の大きいラグジュアリーブランドこそ、こういう難しいことにチャレンジして欲しいし、達成できる可能性も高いと思いますが)