介護福祉士ピンチ…養成校入学、定員の5割切る
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私は養成校等、介護の専門的な勉強を受けてません。15年前、バイト募集の記事で施設ケアワーカーとあるのを見つけ、何をやる仕事かもよく分からないのに、バイトで特養で働く事になりました。だけど、今思うとそれが良かった。私は介護の仕事をよく知らなかったおかげで普通の、当たり前の感覚で、介護の仕事に違和感を持ちました。なんでみんな寝たきりで強制的にオムツしてるの?なんで機械のお風呂で工場のベルトコンベアに運ばれた物のようにおじいちゃん達を洗うの?なんで起き上がると危ないからって手首を紐でベッド柵に縛っているの?人間が最期死んでいく場所がこんな場所であってはならない、最期まで人間らしく当たり前の生活を過ごして欲しい、そう本能的に感じ、怒りを感じました。その怒りが今の私の活動の主軸になっています。後に私は、7つのゼロ(寝たきり、オムツ、機械浴、拘束等をゼロにしていく取り組み)という取り組みをはじめます。
この当たり前の生活感覚を今の養成校は教えてくれません。むしろ、オムツ交換を、機械浴の操作方法を主流として教えます。そこで教わってしまうと介護ってそうゆうものだと思って、この世界に入ってくる人が増えてしまいます。むしろ、それが足かせになる。そうゆう意味では養成校の必要性は感じていません。
オムツ交換や機械浴のベルトコンベア入浴にやりがい等ない。それに違和感を感じ、どうしたらトイレですっきり排泄ができるか、どうしたら普通のお風呂にゆっくり入れるか、工夫したり、生活をクリエイティブしていく事。そのような本当に大切な事を教える、養成校、介護福祉士資格になって欲しいと願っています。そしたら、もっと増えていきますよ!そうしたい!正しくは養成校がピンチな訳なんですけどね。。
今までの養成校のメリットは筆記試験の免除位しかなかったのですが最近はそれすらなくなったので研修制度がある現場で働きながら自力で勉強する方があらゆる面で効率的な訳です。
また、せっかく学生が進学を志ても進路指導が止めるケースもあるといいます。まあ、わかります。今の感じなら私でも勧めません。
介護福祉士だけに特化してもダメでしょう。社会福祉士、最低でも主事も取れる等のカリキュラム変更や
例えば独立方法や運営に必要な事を教える等新しい事をどんどんやって他との違いをみせないとますます厳しくなると思われます。